「CDP2025気候変動質問書」において「Aマイナス」の評価を獲得
当社は、12月10日に国際環境非営利団体であるCDP(Carbon Disclosure Project、本部:英国ロンドン)(※)より、「2025年気候変動質問書」においてリーダーシップレベルの「Aマイナス」の評価を獲得しました。「Aマイナス」の評価は4年連続の獲得となります。
CDPは、環境分野で権威のある国際的な団体であり、グローバル企業等を対象に、温室効果ガス(GHG)排出量や気候変動がもたらすリスク・機会などの気候変動に関わる調査を行い、その回答内容をもとに評価を実施し、公表しています。「Aマイナス」は、最高評価である「A」に次ぐ評価で、気候変動への取組みや情報開示が優れた企業として認められたことを示しています。
当社グループは中期経営計画「The Adventure to Our Sustainable Future」において、脱炭素社会の実現に向けた計画策定と実行を重点戦略の一つと位置づけ、2050年までにカーボンニュートラルを達成するためのロードマップを新たに作成し、同目標を達成するための具体的な施策を進めています。今回の「CDP2025気候変動質問書」における「Aマイナス」評価の獲得は、当社グループの海運業および不動産業におけるGHG排出量削減/脱炭素社会の実現に向けた様々な取組みが、リーダーシップレベルにあると評価されたものと考えています。
なお、当社はCDPの「2025年水セキュリティ質問書」にも回答しており、「Aマイナス」評価を獲得しました。これは当社グループの海運業および不動産業における水リスクの管理と持続可能な水資源の保全への取り組みが評価されたものと考えています。
当社は今後も、GHGや大気汚染物質の排出の抑制・防止、省資源、省エネルギー、廃棄物削減、水資源の有効活用、リサイクル等への取組みを通じて、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
(※)CDPについて
2000年に英国で発足した慈善団体が管理する国際環境非営利団体(NGO)で、企業等から収集した環境に関する情報開示システムを運営。「気候変動質問書」および「水セキュリティ質問書」の回答内容に対する評価は、「A」(最高評価)から「Dマイナス」(最低評価)の8段階で評価され、CDPの評価は持続可能な投資に関わる有力な判断指標として、世界中で利用。
以上