外洋を航海して世界中を回る飯野海運の海上職。ほぼ毎日を船の上で過ごすわけですから、土日祝日・お盆・年末年始は休みというような、一般的な勤務形態にはなりません。そこで飯野海運の海上職は、1年のうち約8ヶ月間勤務し、4ヶ月間の長期連続休暇という、少し変わった勤務形態となっています。まるまる4ヶ月間もの連続休暇があるわけですから、その期間を有効活用して長期の海外旅行に行く社員も多くいます。
そしてもう一つの面白い点が、いわゆる自宅からの「通勤」というものがない点。勤務期間中の8ヶ月間のほとんどは船の上ですし、休暇中は研修を除き出勤はありませんので、日本全国どこに住んでも構わないのです。