イイノホールはクラシック・J-POPなどのコンサートから講演会や落語会まで開催される多目的ホールとして、イイノカンファレンスセンターは講演会や会議場、各種イベント会場として、多くのお客さまにご利用いただいています。
イイノホールは旧飯野ビルディングの竣工にあわせて1960年に営業を開始し、半世紀を経た後、2011年の新飯野ビルディングの竣工とともに多目的施設として現在の形に生まれ変わりました。新イイノホールは最新の設備を備えた施設ながら、随所に旧イイノホールの建築材を再利用するなど、永く愛され続けたイイノホールの「記憶」を後世に残しています。
イイノホールは飯野海運の不動産事業における一つの業態としてスタートしていますが、一方で「文化の発信地」というCSR(企業の社会的責任)の役割も担っています。文字通り世界を股にかける海運事業で世界各地の文化と接する飯野海運が、日本から文化を発信する施設を手がけることは、飯野海運らしい社会貢献のあり方だと言えるのかもしれません。