
石油エネルギーのほぼ全量を海外からの輸入に頼っているわが国にとって、オイルタンカーによる原油・石油製品の海上輸送はまさに生命線といえます。
飯野海運グループのオイルタンカーの歴史は1929年の「第一鷹取丸」竣工に始まり、1931年にはわが国初となる本格的外航オイルタンカー「富士山丸」を建造しました。以来、オイルタンカーによる石油輸送のパイオニアとして、一時はわが国最大のオイルタンカー船隊を有していました。
現在は、その規模は縮小したものの、VLCC(Very Large Crude Carrier)と呼ばれる30万重量トン級の大型原油タンカーをはじめとして、中・小型原油タンカー、プロダクト(石油製品)タンカーに至るバラエティーに富んだ船隊構成で、日本向けのみならず、顧客ニーズに応じた全世界にわたる航路で原油・石油製品を輸送しています。また、運航船のほとんどが中・長期の定期用船契約に投入されており、石油エネルギーの安定輸送に貢献しています。

原油・石油製品の輸送において、一たび事故が発生し積荷が海上に流出すると、海洋およびその周辺環境に甚大な被害を及ぼします。こうした惨事を回避するため、現在、オイルタンカーの建造には船体のダブルハル化(船体の外壁が損傷しても積荷が流出しないよう、外壁を二重にした構造とすること)が義務付けられています。飯野海運グループはこれにいち早く取り組み、運航するオイルタンカー全船のダブルハル化を他社に先駆けて2002年に達成しました。
このオイルタンカー船隊を長年の豊富な経験によって培ったノウハウにより運航していくことで、飯野海運グループは石油エネルギーの安全かつ安定的な輸送に今後も携わって参ります。
船型・船名別の竣工、建造、船籍、船級、重量トン数、タンク容積、主要貨物をご覧いただけます。






