関連データ

ESGファイナンスについて

当社グループではESGファイナンスとして
  ‐グリーンボンド:調達資金の使途を環境改善効果のある事業(グリーンプロジェクト)に限定して発行する債券
  ‐グリーンローン:調達資金の使途を環境改善効果のある事業(グリーンプロジェクト)に限定した借入
  ‐株式会社日本政策投資銀行「DBJ 環境格付」に基づく借入
などによる資金調達を行っています。

当社グループは気候変動や温室効果ガス(GHG)削減への対応として「脱炭素社会へ向けた取組み」をマテリアリティ(サステナビリティ重要課題)の1つと特定しています。中期経営計画「The Adventure to Our Sustainable Future」においては、マテリアリティの克服による社会的価値の創造を重点戦略に据えており、環境や人的資本の強化、人権尊重などの社会的要請にも着実に対応していきます。

グリーンボンド
飯野海運グリーンボンド概要
名称 飯野海運株式会社第2回無担保社債(社債間限定同順位特約付)
(グリーンボンド)
発行日 2021年3月18日
条件決定日 2021年3月11日
発行総額 50億円
年限 3年
利率 年0.490%
資金使途 日比谷フォートタワーの建設における事業費(※)
取得格付 BBB+(株式会社日本格付研究所)

(※)当社は新橋田村町地区市街地再開発事業に参画しており、当社持分の一部支払いに充当しました。

本グリーンボンドによる調達資金は、BELS認証において誘導基準(3つ星)の評価を取得した、日比谷フォートタワーの建設事業費を資金使途としております。
BELSとは、建築物省エネルギー性能表示制度の英語名称(Building-Housing Energy-efficiency Labeling System)の頭文字をとったものであり、新築・既存の建築物において、省エネ性能を第三者評価機関が評価し認定する制度です。外皮性能および一次エネルギー消費量が評価対象となり、高評価のためには優れた省エネ性能を有していることが求められます。評価結果は星の数で表され、BEI(Building Energy Index)によって1つから5つにランク分けされます。BEIは、設計一次エネルギー消費量を分子、基準一次エネルギー消費量を分母とする、基準値に比した省エネ性能を測る尺度です。1つ星は既存の省エネ基準、2つ星は省エネ基準、3つ星は誘導基準を満たしています。

適格性に関する第三者評価

本グリーンボンドの適格性及び透明性の確保並びに投資家への訴求力向上のため、第三者機関として株式会社日本格付研究所よりグリーンボンド評価を取得しました。最上位である『Green 1』の総合評価を取得しております。

評価については、同社より公表されたニュースリリースをご参照ください。   
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投資表明投資家一覧

2021年3月11日時点で、本グリーンボンドへの投資を表明して頂いた投資家をご紹介します。(50音順)
・茨城県信用農業協同組合連合会
・岩手県信用農業協同組合連合会
・しののめ信用金庫
・巣鴨信用金庫
・大東京信用組合
・太陽生命保険株式会社
・淡陽信用組合
・銚子信用金庫
・東京海上アセットマネジメント株式会社
・長野県信用組合
・ニッセイアセットマネジメント株式会社
・沼津信用金庫
・富国生命保険相互会社
・三重県信用農業協同組合連合会
・三島信用金庫
・三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
・ライフネット生命保険株式会社
・両備信用組合

グリーンボンドフレームワーク
本グリーンボンドのフレームワークについては、以下リンクをご参照ください。   
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資金充当状況

2021年3月31日時点で、発行額50億円に対し、全額の資金充当が完了しました。

関連リリース
日比谷フォートタワー / グリーンボンド及びグリーンローンに関するお知らせ   
PDFはこちら
日比谷フォートタワー / グリーンボンドに関するお知らせ(2)  
PDFはこちら