ESG評価
CDP気候変動スコア
国際NGO団体であるCDPが実施する気候変動情報開示調査※1において、2年連続でリーダーシップレベルの「A-」評価を取得しました(2022年、2023年)。リーダーシップレベルとは、「環境問題の管理においてベストプラクティスを行っていることを示す」、「環境問題について自社の事業に沿った理解をしており、その認識や実行したアクションについて説明できている」を意味しています。また、通常の気候変動スコアに加えて評価されるサプラヤー・エンゲージメント評価(SER)※2にて海運業界で上位22%に当たる「A-」評価を取得しました(2022年)。環境への取り組みを通じて企業価値の向上に努めてまいります。
- ※1
- 環境分野で権威のある国際的なNGOであるCDPによる気候変動に対する戦略や対応、情報開示等の取組みに関して評価する調査。
- ※2
- 企業が気候変動課題に対してどのように効果的にサプライヤーと協働しているかを評価するもので、気候変動質問書の中から、「ガバナンス・目標・Scope3排出量算定・サプライヤーとのバリューチェーンエンゲージメント」の4つのカテゴリーにおける回答、およびCDP気候変動質問書全体のスコアに基づき評価。
FTSE Blossom Japan Sector Relative Index
グローバルインデックスプロバイダーであるFTSE Russellにより構築されたFTSE Blossom Japan Sector Relative Indexは、各セクターにおいて相対的に、環境、社会、ガバナンス(ESG)の対応に優れた日本企業のパフオーマンスを反映するインデックスで、セクター・ニュートラルとなるよう設計されています。また低炭素経済への移行を促進するため、特に温室効果ガス(GHG)排出量の多い企業については、TPI経営品質スコアにより改善の取組みが評価される企業のみを組み入れています。なお、本インデックスは、世界最大規模の公的年金運用機関である年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)のESG投資におけるパッシブ運用ベンチマークとして採用されています。
関連リンク:https://www.ftserussell.com/products/indices/blossom-japan
FTSE Blossom Japan Index
グローバルインデックスプロバイダーであるFTSE Russellにより構築されたFTSE Blossom Japan Indexは、環境、社会、ガバナンス(ESG)の対応に優れた日本企業のパフォーマンスを測定するインデックスで、インダストリー・ニュートラルとなるよう設計されています。また、銘柄の組み入れ基準には国連の持続可能な開発目標(SDGs)を含む既存の国際基準から導出された、FTSE4Goodの組み入れ基準を使用して作成されています。「FTSE Blossom Japan Index」と「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」はFTSE Blossom Japan Index Seriesの構成銘柄です。
関連リンク:https://www.ftserussell.com/products/indices/blossom-japan
MSCI日本株ESGセレクト・リーダーズ指数
GPIFが採用し、米国のモルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)社が提供するESG投資インデックス。親指数(MSCI日本株IMI指数)構成銘柄の中から、各業種内でESG格付けが相対的に高い企業が選定されています。
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- MSCI のロゴ、商標、サービスマークまたは指数名称の使用は、MSCIまたはその関連会社による当社への後援、保証、販促には該当しません。MSCI指数はMSCIの独占的財産です。MSCI指数の名称およびロゴはMSCIまたはその関係会社の商標またはサービスマークです。
関連リンク:https://www.msci.com/our-solutions/indexes/nihonkabu-esg-select-leaders-index
EcoVadis
国際的な評価機関であるEcoVadis(エコバディス)社(本社:フランス)のサステナビリティ評価において、ブロンズを取得しました。EcoVadis社は世界180か国、13万社以上の企業を対象に「環境」、「労働と人権」、「倫理」、「持続可能な調達」の4つの調査項目から企業のサステナビリティを評価しています。当社グループは受審企業全体のうち上位17%に位置するスコアを獲得し、ブロンズ評価(上位35%以内)を取得しました。
関連リンク:https://ecovadis.com/ja/
S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が採用したESG指数のうち、日本市場の動向を示す代表的な株価指数であるTOPIXを対象範囲とし、環境情報の開示状況、炭素効率性(売上高当たり炭素排出量)の水準に着目して、構成銘柄のウエイトを決定する指数です。
Morningstar日本株式ジェンダー・ダイバーシティ・ティルト指数(除くREIT)
GPIFが採用するESG指数で、ジェンダーに関するデータや調査・分析機関であるEquileap社のジェンダー・イクオリティ・スコアをもとに、ジェンダー・ダイバーシティ・ポリシーが企業文化として浸透している企業、ジェンダーに関係なく従業員に対し平等な機会を約束している企業に重点をおいたインデックスです。
関連リンク:https://indexes.morningstar.com/gender-diversity-indexes-jp
その他評価・受賞・指数への採用
JPX日経インデックス400
JPX日経インデックス400は、資本の効率的活用や投資者を意識した経営観点など、グローバルな投資基準に求められる諸要件を満たした、「投資者にとって投資魅力の高い会社」で構成される株価指数です。JPX総研と日本経済新聞社が共同で算出を行っています。
JPX日経中小型株指数
JPX日経中小型株指数は、「投資者にとって投資魅力の高い会社」を構成銘柄とするJPX日経400と同じコンセプトを中小型株に適用し、持続的な企業価値の向上、株主を意識した経営を行っている企業で構成する株価指数です。JPX総研と日本経済新聞社が共同で算出を行っています。
くるみん認定
次世代育成支援対策推進法に基づき一般事業主行動計画を策定した企業のうち、計画に定めた目標を達成し、一定の基準を満たした際に「子育てサポート企業」として厚生労働大臣より受ける認定。
SABIC Suppliers Recognition Program 2022
世界的な総合化学品メーカーであるサウジ基礎産業公社(以下SABIC社※)より「SABIC Suppliers Recognition Program 2022」を受賞いたしました。SABIC社は、取引先企業およそ45,000社の中から2020年~2021年にかけてSABIC社への貢献度が特に高く、優れた実績のあった企業50社を選定し表彰しました。ケミカルタンカー事業を営んでいる企業は2社のみ選定され、当社はその1社として表彰されました。
- ※
- リヤドに本社を置き、米州、欧州、中東、アジア太平洋地域で、化学品、汎用・高性能プラスチック、農業資材、金属など、さまざまな種類の製品をグローバルに製造。全世界で31,000人以上の従業員を擁し、約50カ国で事業を展開、米国、欧州、中東、南アジア、北アジアの5つの主要地域にイノベーションハブを置いています。
不動産業におけるサステナビリティの取組みに対する外部評価
DBJグリーンビル認証
飯野ビルディング:5つ星
汐留芝離宮ビルディング:4つ星
環境性能に加え、防災・防犯など社会的要請にも配慮した快適・安全なビル
LEED プラチナ認証
飯野ビルディング(27階)
2011年11月、米国環境対応評価システムであるLEED認証(2009コマーシャルインテリア)において日本で初めてのプラチナ認証を取得
優良特定地球温暖化対策事業所(トップレベル事業所)
飯野ビルディング
省エネ効果の高い設備導入や効率的な管理・運用に努め、CO2排出量の削減を推進
建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)
飯野ビルディング:5つ星
外壁のダブルスキンや高効率な熱源機器・空調システム、LED照明導入による高い省エネ性能
いきもの共生事業所®認定(ABINC)第1回特別賞
飯野ビルディング
在来種の保護や日本ミツバチの育成など、生物多様性の保全に取り組むオフィスビル
江戸のみどり登録緑地(優良緑地)
飯野ビルディング
東京の生きものに適した環境回復のための在来種植生、生態系に配慮した緑化整備
港区ごみ減量優良事業者等表彰
NS虎ノ門ビル
港区において、環境に配慮した模範的な取り組みにより高いリサイクル率を達成するなどの顕著な実績をあげている事業者等を表彰
新橋田村町地区市街地再開発組合/功労者表彰
日比谷フォートタワー(プロジェクト名称:新橋田村町地区市街地再開発事業)
■公益社団法人/全国市街地再開発協会「市街地再開発等功労者表彰」:市街地の再開発、市街地の住宅整備等の事業の実現にあたり、顕著な功績のあった功労者
■東京都「令和4年度東京都まちづくり功労者表彰」:東京の魅力あるまちづくりの推進に顕著な功績のあった個人もしくは団体
港区みどりの街づくり賞
日比谷フォートタワー
環境への配慮と優れた緑化計画を行い、その緑地を維持している区民や事業者の緑化施設