BGN社向けLPG二元燃料VLGCの定期用船契約の署名式を開催
飯野海運株式会社(本社:東京、以下「当社」)は、BGN社※1(本社:アラブ首長国連邦 ドバイ、以下 「BGN社」)と、当社がHD Hyundai Heavy Industries社(本社:韓国 蔚山)で建造する、2029年12月末竣工予定の90,000m3型LPG二元燃料VLGC(Very Large Gas Carrier:大型LPG船、以下「本船」)の定期用船契約の署名式を東京で9月4日に開催したことをお知らせいたします。
署名式の様子
当社グループは中期経営計画「
Transformation for a Sustainable Future」(計画期間:2026年4月~2031年3月)において、外航ガス船を成長・新規事業として位置付けており、2030年以降の主力事業へと成長させていくと同時に、2050年ネットゼロ目標達成に向けた取組みを進めています。その具体的な施策として温室効果ガスの排出を抑制する低炭素二元燃料船の船体整備を進めており、本船は当社にとって4隻目のLPG二元燃料船※2です。
なお、本船は2016年に拡張された新パナマ運河と、それ以前から使用されている旧パナマ運河の両方を通航できるVLGCで、旧パナマ型VLGCの中では最大船型になります。一般的なVLGCは新パナマ運河のみ通航可能である一方、本船型はいずれの運河も通航可能であることから、顧客ニーズへの柔軟な対応が可能となります。
当社は、外航ガス船事業において国内外の荷主との中長期契約を基盤に、半世紀以上にわたりLPGをはじめとする各種液化ガスの輸送に従事しており、長年の運航管理を通じて培った豊富な経験と技術力を生かし、安全かつ安定的な輸送サービスの提供に努めています。当社グループは、今後も引き続き安全を最優先に事業を運営するとともに、環境負荷の低減に資する技術を積極的に導入することで、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
<本船概要>
全長:230m
全幅:32.25m
喫水:11.75m
貨物タンク容量:90,000㎥
竣工予定:2029年12月末
※1 BGN社
BGN社は、世界第6位の独立系エネルギー・コモディティトレーディング企業であり、LPG・LNG・石油・化学品含む年間累計65百万㌧のコモディティを取り扱い、世界120か国以上で事業を展開している。
※2 LPG二元燃料船
LPGを燃料として使用可能な二元燃料主機関を搭載した船舶。従来の重油専焼船に比べてCO2排出量の低減に寄与。
以上