社史〜飯野海運の歩み〜

創業者、飯野寅吉が舞鶴港で曳船による石炭輸送を始めたのが。第二次世界大戦や年の海運集約など、縮小の局面を経験しながらも、資源・エネルギー輸送を主力とする海運業とオフィス賃貸の不動産業という異なる2つの事業を展開しながら、人々のくらしや産業、社会に貢献してきました。

  • 飯野寅吉、京都府舞鶴市に飯野商会を創立し、曳船による石炭運送業および港湾荷役業に着手
  • 飯野商事株式会社を設立し、飯野商会の事業一切を継承(資本金100万円)
  • 飯野汽船株式会社を設立し、飯野商事株式会社請負の海上輸送を分離継承
  • 当社グループ初のタンカー「第一鷹取丸」(1,266重量トン)竣工
  • 本邦最大の外航タンカー 初代「富士山丸」(13,586重量トン)竣工
  • 飯野商事株式会社を飯野海運産業株式会社と改称し、飯野汽船株式会社と合併
  • 飯野海運産業株式会社を現在の商号である飯野海運株式会社と改称
  • 本社を舞鶴市から東京都千代田区丸ノ内三菱仲11号館へ移転
  • バーレーン原油積み取りのため、「東亜丸」が横浜港を出港
  • 東京証券取引所に上場 (1952年10月までに、順次大阪証券取引所ほか国内全証券取引所に上場)
  • 戦後わが国初の大型タンカー「隆邦丸」(14,717重量トン)竣工
  • バンコク定期航路、インド・パキスタン定期航路およびニューヨーク定期航路を開設、定期航路経営に本格的に進出
  • 千代田土地建物を買取り
  • 西豪州定期航路開設
  • 増資を行い資本金132億円となる
  • ナホトカ定期航路開設
    北米・東南アフリカ三国間航路開設
  • カナダ・五大湖定期航路開設
    本邦初の加圧式内航ガス船「桃邦丸」竣工、内航LPG輸送に進出
  • 千代田土地建物を飯野不動産株式会社と社名変更
  • 飯野ビル(延床面積76,808.82m2)竣工、同ビルに本社移転
    イイノホール営業開始
  • 当社グループ初の外航LPG船「豊洲丸」(22,974重量トン)竣工
    千代田石油株式会社(新日本石油株式会社との合弁会社)を設立、石油小売業を行う
  • 海運集約に際し、定期航路部門を分離し、飯野汽船株式会社に譲渡、同社は川崎汽船株式会社と合併
    以来、タンカー・不定期貨物船経営を主力とする
  • 減資を行い資本金33億円となった後、有償第三者割当増資を実施し資本金43億円となる
  • 有償第三者割当増資を実施し資本金48億円となる
  • 東京桜田ビル(延床面積17,762.63m2)竣工
  • 当社グループ初のパナマックス型ドライバルク船「第五全購連丸」(57,193重量トン)竣工
  • 13年ぶりの復配が実現
  • 第1世代VLCC「東邦丸」(231,910重量トン)竣工
  • イイノマリンサービス株式会社設立、船舶管理業務を行う
    翌年わが国初の仕組船混乗化を実現する
  • ヨーロッパ向けシベリア経由ランド・ブリッジサービス開始、コンテナ船4隻(1975年~1980年建造)の共有船主となる
  • ケミカルタンカー「ESPOIR」竣工
  • 当社グループ初のケミカルタンカー傭船開始
  • 東京富士見ビル(延床面積10,674.86m2)竣工
  • サウディ基礎産業公社(SABIC)と中東積み極東向け石油化学製品の数量輸送契約を締結
  • 有償第三者割当増資を実施し資本金78億円となる
  • イイノビルメンテナンス株式会社(イイノ・ビルテック株式会社の前身)設立
  • 飯野竹早ビル(延床面積4,736.37m2)竣工
  • ケミカルタンカー「LODESTAR ACE」竣工
    ケミカルタンカーの自主運航を本格開始
  • カタールLNGプロジェクトに参画
    LNG船10隻(1996年~2000年竣工)の共有船主となる
  • 笹塚センタービル(延床面積11,973.11m2)竣工
  • 飯野不動産株式会社と合併
    フォトスタジオ運営・デザイン・広告制作会社である株式会社イイノ・メディアプロ設立
    「広尾スタジオ」運営開始
  • 創業100周年
  • 当社グループ初のダブルハルタンカー「隆邦丸」(281,050重量トン)竣工
  • 当社グループ初のケープサイズ型ドライバルク船「BLUE ISLAND」(152,398重量トン)竣工
  • 世界最大級のサウジアラビアメタノール製造プロジェクトに参画(2004年操業開始)
  • シンガポールに現地法人IINO SINGAPORE PTE LTD.を設立
  • 貸フォトスタジオ「南青山スタジオ」運営開始
  • 当社グループ初の自主運航LNG船「SK SUNRISE」(75,248重量トン)竣工
  • 公募増資および第三者割当増資を実施し、資本金130億9,200万円となる
  • 海上運送業においてISO9001、14001同時認証を取得
    ロンドンに現地法人IINO UK LTD.を設立
    イイノマリンサービス株式会社がグリーンアウォード認証を取得
  • 飯野ビルが第12回BELCA賞を受賞
  • 当社および三井物産株式会社、QATAR SHIPPING COMPANYの3社により合弁会社QIM TRANSPORT INC.を設立
  • ビル賃貸業においてISO9001、14001同時認証を取得
  • 当社グループ初、国内でも2隻目となる内航LNG船「NORTH PIONEER」(1,938重量トン)竣工
  • IINO SINGAPORE PTE LTD.にてケミカルタンカーの運航業務開始
  • 汐留芝離宮ビルディング(延床面積32,702.37m2)竣工
  • 小型ガス船部門をイイノガストランスポート株式会社に統合
  • ケミカルタンカーによるバイオETBE(エチル・ターシャリ・ブチル・エーテル)輸送開始
  • 「飯野ビルディング」の着工開始
  • 飯野ビルディング
    「飯野ビルディング」Ⅰ期工事が完了し、2011年10月開業
  • 本社オフィスが日本初の「LEEDプラチナ認証」を取得
  • アストモスエネルギー株式会社向けに5隻目となるVLGCを投入する契約締結
  • 米国ヒューストン事務所IINO LINES(U.S.A.)INC.を開設
  • 「飯野ビルディング」グランドオープン
  • 連結売上高で初の1,000億円の大台を突破
  • NS虎ノ門ビル
    NS虎ノ門ビル(延床面積9,210.56m2)の一部持分を取得
  • 西新橋に於ける大規模再開発プロジェクト(日比谷フォートタワー)に参画
  • 創業120周年
  • 当社グループ初のメタノールを燃料として使用可能な2元燃料主機関搭載船 「CREOLE SUN」(49,760重量トン)竣工
  • 英国ロンドンにおいて「BRACTON HOUSE」を取得
  • 当社グループ初のSOxスクラバー搭載船 5代目「富士山丸」竣工
  • 飯野ビルディングの隣接地に「日比谷フォートタワー」(延床面積 105,609.21㎡)竣工
  • ドバイに現地法人IINO LINES GULF DMCCを設立
  • 「飯野ビルディング」「汐留芝離宮ビルディング」DBJ Green Building 認証取得
  • 本邦船社初のアンモニア・LPGへの切り替えに対応する環境負荷低減型のアンモニア運搬船の定期用船契約を締結
  • 当社初のLPG二元燃料主機関搭載 VLGC「CALLUNA GAS」竣工
  • 飯野ビルディング太陽光発電設備の運用開始
  • 米国 オレゴン州 ポートランド市における再開発事業「Press Block プロジェクト」へ参画
  • 国連グローバル・コンパクトに賛同
  • 米国 テキサス州ダラス近郊における木造 7 階建て ESG 配慮型オフィスの開発に参画
  • 大型液化エタン船(VLEC)2隻の長期契約を締結
  • 米国 American Bureau of Shipping(ABS)によるアンモニア燃料船化の基礎認証を受けて設計・建造された世界初のアンモニア運搬船GAS INNOVATOR(17,945重量トン)竣工
  • 英国ロンドンのオフィスビル「111 STRAND」を取得