海運業において重要だと考えられる生態系サービスは以下の通りです。直接操業においては、船舶の運航・停泊時における水災害の緩和機能、運河航行時に十分な水量を供給するための水流調整機能、船体を汚染から保護する海洋の水質浄化機能に特に依存していることが分かりました。
バリューチェーン上流:燃料調達、船舶の原材料調達、造船、衛星通信など
- 燃料調達:水質浄化、気候調整、洪水緩和
- 船舶の原材料生産:水資源の供給、水質浄化、水流調整、気候調整、洪水緩和、降雨パターンの調整
直接操業:船舶の運航、荷役、船舶の保守・メンテナンス
- 船舶の運航:水質浄化、水流調整、気候調整、洪水緩和、暴風雨の緩和、降雨パターンの調整
- 保守・メンテナンス:洪水緩和
バリューチェーン下流:港湾サービス、港湾ロジスティクス、船舶の解撤
- 港湾サービス:洪水緩和
- 船舶の解撤:固形廃棄物の修復、降雨パターンの調整
当社グループの海運業における自然への主な依存(ヒートマップ)
