世界が信頼するブランド力をシンガポールで引き継いでいく

INTERVIEW
IINO SHIPPING ASIA(出向)
Y.O.
法学部 卒 2008年入社

現在の仕事内容

私は2014年からIINO SHIPING ASIAに所属し、シンガポールの現地法人が所有する船の運航と営業を担当しています。私はシンガポールの駐在員として現地の情報収集を行い、海外や日本のお客さまに対してプロジェクトの発信、つまり営業活動を行っています。運航している最中の船については、毎日状況を確認し、トラブルの確認や対処を行います。
営業活動の一例を挙げると、現在、1隻の船をお客さまに使っていただいているとします。契約終了が近づいてきたときに、その後も船が必要なのかどうか、普段の営業活動の中でお客さまのニーズを拾っていく必要があります。また一方で、船のパフォーマンス、つまり採算性についても検討する必要があり、私たちが所有している船で運べる荷物の種類と量を考慮したうえで、どのような荷主がマッチするのか考えながら、お客さまとの交渉を行っていきます。

厳しい競争の地でのチャレンジ

当社は少人数が特徴ですが、IINO SHIPING ASIAはさらに少人数で事業を行っているため、本社でいえば営業部門や管理部門といった垣根は非常に低く、更にシンガポールという場所柄、船に関係している人たち、例えば金融機関、船舶管理会社、保険会社、荷主、トレーダー、ブローカー、船用機器メーカー、社内ではローカルスタッフなど、多くの関係者と日々関わる点が大きな特徴です。
また、ASEANを中心とした国々の経済成長を取り込もうとする日本含む世界各国から様々な企業が進出し、日々厳しい競争が繰り広げられているのもシンガポールですので、今後も同地で長く事業展開できるように働くことは、とても大きなチャレンジだと認識しています。

海外から見る飯野海運

この仕事においては、一定の専門知識や多少の英語力が求められるのはもちろん、何よりも誠実さが求められます。飯野海運は、デパートのようにいろいろな商品をラインナップしているため、それぞれのポジションで求められるものは違うものの、誠実さが最重要という点ではすべての仕事に共通しています。
なぜらば、飯野海運の本当の強みは、その誠実さにあるから。私自身、シンガポールで世界の海運事情に日々触れているからこそ感じますが、100年以上も続いている当社のブランド力は海外においても浸透しており、世界の大手競合企業にも引けをとることはありません。飯野の名前がそれだけ信頼されているのは、当社の過去の先人たちが誠実な態度を貫き、安全な輸送を提供し続けてきたから。私たちには、その誠実さを引き継いでいく使命もあるのです。シンガポールをはじめとしたアジアの諸外国に負けないよう、一つひとつの仕事に丁寧に向き合っていきたいと思います。

ある1日の仕事

08:00
子どもを幼稚園に送る
起床後は子どもの世話をして、幼稚園に送り届けてから出社するのが毎朝の日課。
09:00
出社、メール確認
船からのメールを確認し、船がどこにいるのか、トラブルが起きていないかをチェックする。
10:00
資料作成
12:00
昼食
13:00
外出、プロジェクトの商談
荷主のもとを訪問し、新規または既存のプロジェクトについて商談を行う。
17:00
退社
OFF TIME!!

シンガポールのジャパニーズラグビーチームに所属し、毎週末はラグビーをしています。残念ながら妻と子どもはラグビーに興味がないようですが(笑)。仕事につなげようというつもりは一切ないのですが、ラグビーを通じて友人が増えるのは単純に嬉しいですね。私はお酒も好きなので、よく飲み歩いたりもしています。

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