現場の業務を知っているから数字をリアルに感じられる

INTERVIEW
イイノマネジメントデータ(出向)
M.S.
政治経済学部 卒 2013年入社

現在の仕事内容

イイノマネジメントデータは飯野海運グループ全社の経理を統括している経理専門の会社です。私は連結会計グループに所属しており、グループ会社の収支を本体と合算させて損益を算出する業務を行っています。なかでも、飯野グループの持つ資産価値を適正に評価することが私の主な担当業務です。各グループ会社に経理がいるわけではなく、イイノマネジメントデータがほぼ全社の経理を請け負っている形になるため、まずは各社の担当者から数字を提供してもらいます。そのため、数字を通じてグループの全体像を把握することもできる立ち位置です。
当然のことではありますが、経理の仕事において、絶対に数字を間違えてはいけません。万が一数字を間違ってしまうことがあれば、後々致命的な問題につながる可能性さえもあります。チームで業務にあたり、絶対にミスがないように注意しながら日々数字と向き合っています。

現場経験が経理で活きる

私はもともと経理畑にいた人間ではなく、入社5年目になる最近まで貨物船の営業を担当していました。経理については未経験で、いわば新人のような気分です。ほかの会社であれば、経理としては入社した人はずっと経理としてキャリアを積むことが一般的だそうですが、当社の場合、現場の業務を経験してからイイノマネジメントデータに出向してくる社員が大半です。私自身、異動と実務を通じてその理由を理解したのですが、経理の仕事において、現場の業務知識を持っていることは非常に重要です。海運の実際の業務において、どのような費用がかかるのか、どのような流れで業務が進むのか。現場の仕事を体験していたことは、未経験だった経理の仕事に挑むうえでも、非常に助けになりました。経理だけでなく、実際の業務について熟知した社員たちが数字を見ているという点は、飯野グループ独自の強みなのだと感じています。

新しい仕事を学ぶときには

異動の話を聞いたときには大変驚きましたが、今では新しい知識を学ぶ機会を与えてもらえたことに感謝しています。営業を担当していた頃は他の営業部の数字にまで目が届いていませんでしたが、今は経理を通じて視野が広がり、点と点がつながってきました。新しい仕事に挑むときには、今までのやり方にこだわることをやめ、常に最善策を追求することが大切。また、なぜこのようなお金の動きになっているのだろうと、事象の原理まで考える姿勢も重要です。根幹を突き詰めていれば、イレギュラーな事態が起きたときにも対応することができます。
飯野海運には、さまざまな業務にチャレンジできる環境がある一方で、部署や世代を超えて声をかけあう風通しの良さもあります。実際、私も異動したとはいえ、席自体は大きく変わっていないので、仲間とのつながりも変わらず、孤独感は全くありません。つながりの強さがあるから、新しい仕事に挑むときにも不安が少ないのでしょうね。

ある1日の仕事

09:00
出社、数字の取りまとめ
決算時期にはグループ連結の収支を確認し、まとめ上げる。
10:00
決算の資料作成
決算時期にはグループ連結の収支を確認し、まとめ上げる。
12:00
昼食
13:00
チーム会議
週に1回、決算業務の進捗状況をチーム内で確認。
14:00
先輩に質問
業務の不明点について先輩に質問、OJTの形式で経理業務を学習中。
15:00
他部署との会議
グループ会社の会議に出席し、事業の状況を把握する。
15:30
残業務の整理、勉強
残った業務を片付けるほか、業務時間内に経理の勉強も行っている。
18:00
退社
OFF TIME!!

社会人になってから音楽フェスにハマりました。年に数回は参加しており、趣味が合う会社の先輩や後輩と一緒に行くことが多いです。フェス目的でアメリカまで足を伸ばしたこともありました。フェスの最中はひたすらお酒を飲んでおり、記憶をなくしてしまうことも(笑)。何のために行ったのか分からなくなりますが、とにかく楽しくてやめられませんね。

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