数字から会社を眺める経営判断に関わる重大な責務

INTERVIEW
経営企画部 事業管理課
T.S.
外国語学部 卒 2015年入社

現在の仕事内容

経営企画部とは、飯野海運グループ全体をまとめる部署です。私が所属している事業管理課の主なミッションは、予算を立て、実際の数字と予算との乖離を分析し、経営層に報告すること。また、船や不動産に投資する際の採算性の見積もりも行っています。特に難しいのは予算の集計。各部署から数字を集計し、なぜその数字になったのか分析を行いますが、入社1年目の頃には右も左も分からず、先輩や他の管理部門の社員など、いろいろな関係者に相談しながら業務を行っていました。
当社の多くの職種では、船を通して会社のことを眺めますが、経営企画部では数字を通して会社全体を見ることになります。会社のことを広く見ることができ、これから会社が向かっていく方向も知ることができるのが、経営企画部の特徴です。

数字によって会社を動かす

入社1年目の冬に経験した予算の集計は、今でも印象に残っています。3ヶ月間取り組んだ結果が、ようやく実際の予算として形になり、それが決算書として公に発表されました。自分の努力の結果が目に見える形になっただけではなく、社会的な責任も重い仕事に携わることができたため、大きな達成感を感じることができました。
私たちは、数字によって会社の今の実態を正確に経営者に伝え、経営判断を支援する役割を担っています。会社の将来がどうなっていくのか、そんな重大な判断に関わる重要な仕事です。私の意見では、飯野海運の強みは投資判断の慎重さにあり、だからこそ今まで事業を続けて来ることができたのだと考えています。つまり、そんな飯野海運の強みに深く関与できているところに、この仕事の意義と醍醐味を感じています。

穏やかで芯を持った人たちが集う

経営企画部の仕事は、責任が重く難しい仕事のように思われるかもしれません。ですが、飯野海運には温かい人が多く、分からないことや困ったことはすぐに相談できる風土があります。また、経営企画部は会社内での調整役の側面もありますから、物腰の柔らかい人が多いと感じています。私自身も入社1年目にして配属されたように、安心して挑戦できる環境であることはお伝えしておきたいです。
飯野海運は、穏やかながらも強い芯を持って努力している人ばかりの会社なので、何かに夢中になれる人にとっては、きっと最適な環境のはず。スケールの大きな仕事に挑戦できることは当社の特徴ですが、人材の良さも忘れてはならない魅力のひとつです。私自身も、リラックスして会話ができる社風に惹かれて入社を決めたので、ぜひ当社の雰囲気を感じていただきたいと思います。

ある1日の仕事

09:00
出社
新聞を読み、メールチェックを行う。
09:30
集計作業
各部署から寄せられた数字を集計する。
10:30
打ち合わせの準備
11:00
打ち合わせ
船の定期修繕についてグループ会社や営業メンバーと打ち合わせを行う。
12:00
昼食
13:00
定例会議
経営企画部内の定例会議として、進捗の確認や役員会議について共有する。
14:00
集計作業
午前中に引き続き、集計作業を継続して行う。数字の量が多く、もっとも時間がかかる工程のひとつ。
17:30
退社
OFF TIME!!

私は毎日、昼食には自作の弁当を持参しています。お店で買う料理に飽きたのがきっかけで、土日には数時間かけて1週間分の弁当をつくっています。ステーキや煮物など、自分が食べたいものを安くつくれるのでおすすめですよ。外食派の社員たちよりも美味しいものを食べられている自信があるので、自慢したりもしています(笑)。

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