船員の意識を高めることが、
いちばんの安全策。
前職でも船乗りであった私は、友人の紹介でIGTを知りました。IGT は貨物や船の種類が多く、その輸送先は日本全国に広がっています。この会社であれば、内航海運に関する知識と経験の幅を広げることができると考え、転職を決断。入社して2年間、海上職を経験し、今は陸の上から船の安全をサポートする業務を担当しています。航路や港の情報をいち早く把握し、船に伝え、事故やトラブルを防ぐことが私の仕事です。船が入港するターミナルのルールや規則も場所によって違うので必ず調べることはもちろん、過去にあった事故ケースなど、できるかぎり詳しい情報を集め、船員に伝えるようにしています。港では特に火気の取り扱いなど、人的ミスによる事故が起きやすい。だから船員たちの安全に対する意識を高めていくことも、私の重要な仕事だと考えています。
いろんな海を知って、
また海が好きになりました。
前の職場では運ぶ貨物がひとつで、航路はいつも同じルート、見える景色もだいたい一緒。だから休暇中はわざわざ海に行くこともなく、いつのまにか海を避けるほどになっていたように思います。けれどIGTに入社して、航海の度に初めての海を経験するようになり、気づいたんです。航路が変われば、風もにおいも雰囲気も違う。ひとつとして同じ海はないということ。それを知ってからは、再び休暇で海にいくようになりました。ときには横須賀の軍港で海を眺めながらディナーを食べてみたり。ときには江ノ島の浜辺で物思いにふけってみたり。海があると心が落ちつくんです。改めて海の魅力に気づいてたのは、いろんな航海を経験できる環境があるからだと思います。
MY
SEA-LIFE
BALANCE
ON
出社時間より一時間早く出社し、
気象情報、船の情報を確認します。
担当の船の入港に備え、ターミナルのルールや規則を報告し、
連絡を取り合います。
航海に関わる新しくなった法律や規則の勉強をします。
実際に船を見に行き、自分の目で船の様子を確かめることも。
OFF
人の少ない静かなところが好きなので、
山か海の近くの景色を楽しみます。
休日のほとんどは妻と一緒に
千葉や栃木の道の駅でゆっくり過ごします。
有名な港にいって、
海を眺めながらお弁当を食べる日も。
大学時代から大好きな温泉。
道の駅の帰りにいく温泉は最高です。
海の上ではたらく人に、
ワークライフバランスを
OTHER SAILOR’S
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